上流から下流へ
洗足池を始点として東雪谷と上池台の境界に沿って流下する洗足流れ。桜並木として親しまれています。今回のお散歩は,東急池上線・洗足池駅の南側,洗足流れの取水口からスタート。下流に位置する長慶寺へ向けて出発します。
洗足流れの取水口
東急池上線・洗足池駅南側(洗足池の反対側)から洗足流れがスタートします。洗足流れは洗足池の水を利用しています。(平成29年04月撮影)
洗足流れの上流
洗足流れの上流は,側溝と見間違うほどの川幅です。この付近に事務所を構える企業の皆様は,カップ麺の残り汁や,タバコの吸い殻の処分にこの流れを活用されています。(平成29年04月撮影)
洗足池医院脇
洗足池医院(旧・洗足池病院)の脇。高く積み上げた石垣の上に病棟があります。洗足流れは崖地に沿うように流れていたと記録があるため,この石垣はその名残かと思います。(平成29年04月撮影)
池下橋付近
上流から1つ目の橋が池下橋です。量は多くありませんが,上池台側(写真左側)より,湧き水が合流しています。池下橋を過ぎると川幅も広くなり,名前の付いていない個人宅用の橋も数多く存在します。(平成29年04月撮影)
千原橋付近
遊歩道沿いに上池台児童館と,洗足区民センターがあります。春になると,この付近でオタマジャクを見ることができます。(平成29年04月撮影)
洗足流れの桜吹雪。七分咲きも綺麗ですが,無数の花びらが舞う光景も癒されます。水路沿いにお住いの皆様,毎朝お掃除ありがとうございます。(平成29年04月撮影)
小原橋付近
上流の池下橋から続いた桜並木は,小原橋を少し過ぎたとことでしばらく途切れます。(平成29年04月撮影)
小池橋付近
小池橋の東側(写真左側)には小池小学校,さらにその先には小池公園(洗足小池)があります。昭和40年代頃までは,「小池流れ」と呼ばれる洗足小池からの水路があり,小池橋付近で洗足流れと合流していました。(平成29年04月撮影)
溜井橋付近
溜井橋付近から荏原病院付近まで再び桜並木が続きます。(平成29年04月撮影)
荏原病院付近
上流から荏原病院付近までは車道と平行するように流れてきましたが,ここから路地のような遊歩道に入ります。(平成29年04月撮影)
荏原病院裏には湧き水があり,流れの水量も増えてきます。(平成29年04月撮影)
ビオトープ
もう少し進むと,さらに道が狭くなります。(平成29年04月撮影)
地元の皆様にご尽力により,初夏にはホタルを見ることができます。(平成29年04月撮影)
洗足流れ(ビオトープ③)
水草やカワセミの餌になる小魚も,地元の皆様が大切に育てています。(平成29年04月撮影)
栄橋付近
この付近には,木製のベンチやテーブルが配置され,季節によっては水草の販売も行われています。水草の売り上げは,ホタル飼育に充てられているそうです。(平成29年04月撮影)
蝉山橋付近
この付近の東側(写真左側)は,かつて池上村蝉山と呼ばれていました。(平成29年04月撮影)
池雪橋付近
やや離れた場所になりますが,雪ヶ谷の丘を登った南西方向にこの地でもっとも歴史のある池雪小学校があります。池上の「池」と雪ヶ谷の「雪」を合わせて池雪と命名されました。(平成29年04月撮影)
洗足流れ東雪児童公園
池雪橋と上池上橋の間。流れに面して,大田区立洗足流れ東雪児童公園があります。(平成29年04月撮影)
上池上橋付近
洗足流れの旅も,もうすぐ終わりです。(平成29年04月撮影)
山下橋付近
山下橋の先で,洗足流れは暗渠となります。(平成29年04月撮影)
長慶寺山門前(東雪谷五丁目交差点)
暗渠化された遊歩道に沿っていくと雪谷山長慶寺に出ます。長慶寺山門前は,荏原病院バス通りと学研通り,十中通りの交差点となっています。暗渠になる前は長慶寺橋が架かっていました。(平成29年04月撮影)
長慶寺脇の暗渠
洗足流れは長慶寺脇の暗渠を経てこの先で呑川と合流します。洗足池駅から長慶寺まで,写真を撮りながらゆっくりと歩いてきました。40分ほどの散策コースです。(平成29年04月撮影)